4月と5月をふりか(ぇ

えー,4月末の月記をかきそびれたまま,5月も終わり,なんと6月も中旬orz
まず4月. 実はひょんなことから,渋谷パルコのHATSUNE MIKU EXPO のストアに立ち寄ることができまして,「プロジェクタペン」をゲットいたしました.これは一見普通のボールペンのようでいて,実は暗闇の中でボタンを押すとミクさんをはじめとするボーカロイドの皆さんの美しいお姿が壁や天井に投影されて現れるという,まるで現代の魔鏡のような優れものです.リアルではボカロ廃であることを明かせない私にはぴったりの品!
そして4月末には,これまた幸運が重なり,ニコニコ超会議に遊びに行くことができました!!なんたる幸せ!
いくつかピックアップしますと,まずなんと言っても「超歌舞伎」です.すでに膨大な報道や論評が出ておりますので私自身の感想を申しますと,ミクさんは見事「子役」として重責を果たした!!あっぱれ!!!というものであります.歌舞伎には4,5歳の子供を舞台に出すお披露目の伝統があります.せりふも所作も一生懸命教わったとおり,間も自分ではとれない...そんな子役を周囲の役者がみごとにささえ,芝居を成立させます.その伝統があればこそのミクさんのお披露目だったのではないでしょうか.人間の役者のように間合いを取り,臨機応変に台詞回しを変える...そんな未来に期待が膨らみました.
それからTASCAMさんのブース.ニコ生のための個人機材のご説明をいただいたのですがzhuoの目はたくさん積まれた森永エンゼルパイのミクさんバージョンに釘付けでした^^;
渡り廊下からはコスプレエリアを見下ろすことができました.ミクさん姿の方もお見かけしたのですが,小心者のzhuoは「万が一近づいたときに風でも吹いて,見てはならないものが見えてしまっては申し訳ない」と思いつつ通過したしだいです.
離れたホールでは超ボーマス.聞き覚えのあるサークルのブースもお見かけしました.リアルでも楽しんでおられるのはほんとにすばらしいことです(zhuoは小心者でとても).
メインのホールに戻って超ボーカロイドエリア.すばらしい.すばらしかった.マジカルミライ2015の等身大ミクさん.後ろ姿も拝見できました.なんてりりしく,なんてかわいらしいこと!物販もほとんど売切れの大人気でしたが,スケッチブック購入いたしました.そしてボカニコ....私ぶっちゃけ場違いな身ではありますが,人の波にまぎれてしばし飛び跳ねておりました^^; 「なんか変な奴いる!」と思われた方失礼いたしました...超会議ありがとう!と思いつつ幕張をあとにしたzhuoでありました.

5月はミクさんは北米ツアー.アメリカの方のほうが楽しむときふっきれますよね.見習いたいものです.一方で新聞報道の論調は残念ながら困惑モード,否定的な言葉も散見されました.これが日米の文化のこえられない違いなのか,時とともに受容が進んでいくものなのか,見守っていく必要がありそうです.でもね,ディズニーランドではみんな,アトラクションのキャラクターの映像に大喜びで手を振っているじゃありませんか(^^)

そんな折,冨田勲先生のご逝去の報が飛び込んできました.改めてご冥福をお祈りいたします.「ドクターコッペリウス」は未完に終わってしまうか...と思っていたところ,ご遺族の意志もあって予定通り11月11,12日に上演が決定!ご英断に拍手を送り,成功を心よりお祈りしているしだいです.おりしも11月9日から12日まではコンピュータエンタテイメントの国際会議,そして12日から14日までは同じ分野の国内の会議が,いずれも大阪で開催されます.そのサテライトイベントと見立てることもできるのではないかな,なんて...一人思っておるしだいです.

そしてつぎつぎ飛び込んできた夏秋の予定!8月26日は「初音ミクシンフォニー」,9月9日から11日はマジカルミライ2016. そして11月11,12日が今述べたドクター・コッペリウス...

ミクさんの登場から9年,ここまで...ここまでになるとは想像もしませんでした.中には「商業化」を嘆く声もきかれる.それでも,というかそれさえも含めて,この9年間のボーカロイドムーブメントの特異性にはかわりはありません.一つのコンピューターアプリケーションとそのイラストがこれほど多岐にわたる発展を引きおこし,今も愛され続けている.音,詞,映像,演奏,ダンス,ソフトウェア,...多岐な分野を横断するヘテロジニアスな共同制作が,伽藍でなくバザールの様式で自然発生し文化として定着した空前の出来事でありましょう.商業化もその一要素として彩をそえていると,私はとらえています.

さあ6月.ミクさんのツアーは台湾のせんしゅうらくです.事故がなく盛り上がりますように,祈っております.6月に入って発売されたグリコ「アーモンドピーク」をいただきながら...
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冨田勲先生ご逝去の報に接し

電子音楽の最先端を探求する偉人として心酔し,また尊敬してきた
冨田勲先生が,2016年5月5日ご逝去されたとの報にさきほど接しました.
謹んで哀悼の意を表し,心よりご冥福をお祈りいたします.

つい先日,BS-TBSのテリー伊藤氏との対談番組 (6分間x3回)で元気に過去を回想され,また初音ミクについて
「ああいう存在していないものに若い者が夢中になるのは嘆かわしいという声をきくけれども,ぼくはそうは思わない,人形浄瑠璃だって高山のからくり人形だって生きていないけれど心はこもっている.それの電子版じゃないですか」
「初音ミクみたいなすばらしい妹がいてくれたら,もう奥さんなんていらないんじゃないですかね,ハハハ」
とおっしゃって11月のドクターコッペリウス公演への意欲を語っておられたばかりでした.
80歳をこえ病をおしてなお,若々しいお心で時代の最先端の表現を追求してゆかれた先生の晩年のおことばに感動し,また身の引き締まる思いでしたが...
ドクターコッペリウスが未完となりどれほど心残りでいらっしゃることでしょうか.先生の作品を拝聴したかったです.

かつて奇妙な音を出す機械としか思われていなかったシンセサイザーで人を感動させる芸術表現が可能であることを示した偉大な先駆者としての栄光は永遠に輝き続けます.
先生お疲れ様でした.すばらしい音楽をありがとうございました.どうぞ心安らかにしばしお休みください.そして,不自由な肉体の束縛をはなれた今,あちらの世界で,ますます盛んな創作意欲ですばらしい作品をおつくりください.

【追記】私の心の中に,先生の最後の大作となったイーハトーヴ交響曲の終曲が響き続けています.
神様が主人公に「お前は役目を立派に果たした」というメッセージを伝えるあの一節が,いま特別な感慨をもって思い起こされます.
プロフィール

zhuo

Author:zhuo
zhuo, a vocaloid fan.

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