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【ユーフォ回】「誓いのフィナーレ」ネタバレ大会Part2

<5月16日追記しました!>
<6月8日追記しました!>
前回のネタバレ大会のあとさらにあふれ出してやまない妄想の数々。しょうがないのでさらに書き留めました。
以下派手に全コンテンツに渡りネタバレしていきますのでお気を付けください!!



























新たな気づき

  • ■OP、一年生が登校してくる。階段を、坂道を上がってくる。まさに「登」「場」、北宇治吹部の物語の場に加わることを象徴。2期/届けたいメロディ/リズと青い鳥でも冒頭に学校の階段を上るシーンがある。また届けたいメロディ終盤であすか先輩が階段を下りてゆくのも場を降りる象徴感がある。
  • ■(識者の視点に触発されて)美鈴「近くないですか?」なぜ先輩にそんな失礼なことを?彼女はそれまで他者と常に距離を置き、密着の経験がないからだ。それがサンフェスで救われた後、さつきと大好きのハグをし、チューバ3人で練習し、終盤では「来年はみんな(6/8訂正。初出時 3人と誤記)で吹きましょう」と叫ぶのだ。
  • ■サンフェスの美鈴。救われた瞬間流れ出す北宇治のSamba de loves youがニクい。「美鈴、あなたは愛されているよ」という祝福。マーチング後、美鈴のスーザフォンをさつきが下ろしてあげる描写が丁寧との識者指摘、御意。一人で背負ってきた重荷を、仲間が手を差し伸べて下ろしてくれたのだ。
    • 5/16追記: スーザフォンは体に巻き付き身動きが取れない、とTLで見た。なるほど。単に重いだけではない、美鈴は自分の背負い込んだものでがんじがらめになっていたのだ。それを、仲間が取り除いてくれた。

わからないこと

  • ■とくに前半、複数の登場人物が重ねて「xxので。」で言葉を終わっているのは意図的だろうか?どうにも耳につくが、その狙いがみえていない。
  • ■サンフェスの美鈴の苦悩・奏の語りかけのシーンで、子供が2人見下ろす。あの意味は何だろう。妄想はわくが、論理的な考察としては手掛かりがない。
  • ■出野歯科の電話番号と語呂合わせが無茶苦茶なのには意味があるはずだが、001-4511-4553 という(もちろん現実にない)番号をどう読むか。語呂合わせはいろいろこじつけ可能だけに「それだ!」という判断ができない。まさかの音高かと思ったが既知の主要モチーフではなさそうだ。
    • 5/16追記: 出野歯科は1001-4511-4553だった。隣は赤薙クリニック、1001-97555-9629. さあ、わからない。


荒唐無稽!zhuo独自の無根拠中二病妄想編


青色・黄色・緑色論

  • ■今作で目立つ緑について、飛翔の青(天空)、受容の黄(大地)の中間にある「人」の象徴ではと妄想してみた。青空、緑、ひまわり畑というあすかのハガキや合宿所の壁の絵。サンフェスでは青空と黄色い大地の間を部員=人が行進。天と藤棚の地の間にユーフォ3人。グラウンド。秀一の色。
    • 5/16追記: 冒頭、久美子のシャツは黄色、秀一のシャツは緑。それぞれの瞳の色と同じ。そして久美子が秀一に贈ったキーホルダーも黄金のトロンボーンと緑の音符。公園間接キスのボトルも緑と黄色。偶然ではあるまい、秀一の緑。
    • なお見直しの結果、合宿所の壁の絵は緑はなく青空とひまわりだけ。またあすか先輩のはがきは、識者の指摘では「どうしてもこまったときに一回助けてくれるチケット」と原作にあるとのこと。

  • ■そうすると3年生編は実に天=青=麗奈、地=黄=久美子、につづき両者をつなぐものとしての人=緑=秀一のトリオが部を率いるということになる。神がかってきた。
    • 5/16追記: 春夏の風景を描けば木々の緑が多々現れるのは当たり前。ゆえに木々の緑すべてに意味を見出すのはいきすぎなのかもしれない。だが、青い天と黄の地の間に育ちゆく緑の木々、人々、天地人、そういう基本構図が根底にあるのではないか、、、だからこそ久美子と奏の間に木が描かれ、優子部長の最後の言葉が木の前でなされることにも、意味が込められている、、、そんな気がする。たとえば、二人の間の人間的成熟度が、木の豊かさであらわされているとか。よってグラウンドで美鈴・さつきの好き嫌いを心貧しい奏が問うシーンは緑のないさびしい幹(あの、2つに分かれた幹の間に奏が入るのはどういう意味だろう)。雨の中の説得の場面では、豊かな成熟が遠くにみえてくる。青々と茂った太い太い幹は、優子部長の輝かしい人的成熟を象徴している。など、、、
    • 5/16追記: さらにいうと、音楽室は床も青。天井も青。黒板も青(緑)。まさに求道、飛翔一色。一方の普通教室や廊下は、天井は青、壁は緑や外の木々の緑。床は黄色く、青、緑、黄になっている。天、人、地。
    • 5/16追記: プールシーンのくみれいは「青い」シートに。なかよし川のぬいだTシャツは「黄色い」シートに。
    • 5/16追記: 天=青=麗奈、滝=青い水の龍=青龍、と唱えてきたが「ほんとかよ」の観は免れない。ただそのようななか、登場人物の瞳の色について注目すると、滝先生の瞳はやはり青。青龍にふさわしい。よく見ると橋本先生も新山先生も青だ。一人で飛翔する卓越者は青を授かるのだろうか。だが。みぞれは赤だ。のぞみは青だ。これは何を意味するのだろう。みぞれの悲劇を暗示するのか、、、胸騒ぎを覚えつつ、赤の少しさした青い瞳の麗奈は、やはり女の子らしさを併せ持った若き青龍だなと、当初からの印象をたしかめる結果となった。
    • 5/16追記: そもそも。冬服は茶色に黄色帯、夏服は青に白帯、黄色と青である。サンフェスが終わると同時に夏服になるが、そこで、人としての暖かさをはぐくんだ黄色から、コンクールに向けた厳しい求道の青色へ、部全体のトーンが一気に変わるようにも感じられる。この配色はアニメ改変である。原作では紺色である。
    • 6/8追記: 「ようこそ」「届けたいメロディ」では、音楽室の配色は青一色ではなかった。天井もさほど青くなく、壁はクリーム色であった。「誓い」で「求道の場」として整理されたかもしれない。ただ、ミステリーがある。「音楽室の隅の掃除用具ロッカーの上に青いちりとりが置いてある」のは、なんと「ようこそ」からであった。原作にすら、まだ「青い鳥」のモチーフが出現していない時期である。ということは、このちりとりは、リズと青い鳥の暗喩ではない。偶然の可能性が高い。



再び「天の視点の存在」


  • ■「主よ人の望みの喜びよ」を含む教会カンタータ「心と口と行いと生活」(J.S.Bach, BWV147)は、1723年7月2日の礼拝で初演。原題は,,Jesu,meine Freude``,イエスをみごもったマリアがエリザベトを訪ね祝福を受けた喜びの祝日。みぞれの誕生祝にダブルリードの会がちなんで奏でたか。
  • ■「主よ、人の望みの喜びよ」の流れる屋上への階段の柵の前の俯瞰映像では「天」の視点の存在を感じた。この場所は藤棚と同様に天と地の接点なのだが、天が拒む何か、というニュアンスを感じる。2期のみぞれの希美に対する「執着」、誓いでは久美子の弱点を利用しようとする奏。
  • ■しかし、教会カンタータの楽曲とは。キリスト教?仏教?神道?もはやごちゃまぜだが、ま、荒唐無稽の妄想なんで何でもアリにする。すでに、香織先輩のソロ辞退も「天使」「聖母」が部を崩壊から救うためライバル麗奈を守り自己の夢を投げうったクリスチャニズムだと解釈してることだし。
  • ■サンフェスの美鈴の苦悩を見下ろす子供も、天の象徴(純真な目で、心にゆがみをかかえてしまった者を見る)なのかとも妄想したのだが、根拠皆無。
    • 5/16追記: 「主よ、人の望みの喜びよ」はダブルリードでなくクラリネットアンサンブルだった。「のぞみ」をタイトルに含むこの曲が暗示する7月2日エリザベト訪問祝日はみぞれの誕生日。かつてあの場所で希美への執着に苦しんだみぞれを象徴するということでよいだろう。
    • 5/16追記: さて救い主イエスの到来を喜ぶということは裏返せば人は罪深いということである。
    • 5/16追記: 7誓目で気づいたのはあのシーンで空から光が差し込み、久美子と奏の姿が床に映るが、その影は真っ黒という描写である、奏は久美子の弱みをにぎろうとする。久美子は一生懸命だが、嫉妬したり、美鈴に直接向き合おうとしない点は甘えともいえる。そうした「迷える人・過つ人」を憐みつつも、それを許すことはしない天の視点を想起するということではないか。俯瞰映像は、やはり天の視点か。
    • 5/16追記: なお、その傍証となるのは、8誓目の前にTLでうかがった指摘だろう:奏と久美子が会話するOrtensia(現実にはサイゼリヤ)のあの席の真上にはなんと天使が描かれているという。このシーンも俯瞰映像がある。クリスチャニズム・奏のゆがんだ思考と発言を厳しく見つめる天使、という点が共通する。
    • 5/16追記: そうすると、奏が美鈴をなぐさめようと、しかし変わろうとはさせないゆがんだ言葉をかけたサンフェスの太陽が丘の倉庫のシーンで、奏を二人の子供が見下ろしていたのもやはり、ゆがんだ考えの奏を厳しく見下ろす天使の暗喩、天の視点ということかもしれない。
    • 5/16追記: ちなみに、美鈴を説得する久美子が「みんなそれでわかると思うよ」と言う時、天を指さしている。見下ろす子供とあわせ、天の視点の存在を感じさせる。
    • 6/8追記: また奏が美鈴をなぐさめようとする瞬間、斜めアングルが出現する。これは天が「それは違うぞ」と首をかしげる暗喩ではないかと妄想している。


仏徳山展望台での麗奈・久美子の契り


  • ■識者考察「2年次のコンクール楽曲選択がオーボエファーストだったことで麗奈は傷ついた」に感銘。だからこそ展望台で楽曲リズと青い鳥のオーボエソロを超絶技巧で吹いたのか。なおその気持ちが映画リズと青い鳥でみぞれへの直言・激励(!)となりみぞれの覚醒・救済の一助ともなった。
  • ■展望台での「神龍の契り」において麗奈はオーボエソロを吹き「私は孤高のトランぺッターとして飛び立つ。久美子は秀一とともに私の帰る場所となってほしい。別れは寂しいが"これが私の生きる道"だ」と覚悟。その瞬間久美子は秀一と縁を結んだ。二人の将来意志決定の瞬間であった。
  • ■映画リズ鳥での2人の合奏は、これを受けたものだった。久美子は展望台で「あたし伴奏する、合わせたい」と言ったのだろう。麗奈を支え受容する(対等の)存在となることを選んだのだ。「離れても友情は不変」と悟った二人の合奏の力強さが南中カルテットに、希美に、気づきをもたらした。
    • 5/16追記: 久美子が秀一に「それ、こっちのセリフだから」と言ってほどなく、麗奈は「それこっちのセリフ」と久美子に言う。2人の影響の与え合いと読むべきか、単なるほほえましい偶然の一致というべきか。
    • 5/16追記: なおトランペットを吹く麗奈の後ろ姿は、まさに鳥である。
    • 6/8追記: いわずもがなであるが、久美子を待つ間に鳥の羽音にびくっとする麗奈(らしくない)は、久美子が去ってしまうことへの恐れを示しているようであるし、トランペット演奏中にみえる、力なく飛んで行く鳥は、暗く視界がきかない中さまよう麗奈自身の投影であろう。


雑感


  • ■これほど登場人物一人一人にドラマが存在し、それが複雑にからみあって一つの物語を形作っているのは驚異としか言いようがない。バッハの驚愕すべきフーガ作品を連想する。つくづく、神がかった作品である。
  • ■久美子が平等院の象徴というのは荒唐無稽きわまりない妄想ではあるが、彼女の特別さはやはり演出されていると思う。そもそも彼女だけ声優でない女優が演じておりその特異性は際立っている。
  • ■公式の人物設定(子供の頃の夢、好物)が綿密に描写に活かされているという指摘があり感心。一次資料を詳細に吟味しそれに立脚した論理的必然性のある考察に感服した。私のは全体をながめてただ思いついただけの妄想。コンテンツの楽しみ方ではあるが、考察にはなっていない。でも、やめない(笑)


5/16追記したい、あれこれの気づき


  • ■奏が久美子に「優しいんですね」というのは初回は「上手いから自分が追い越してしまうことはないし、このぼけっとした雰囲気なら中学のときのように自分が酷く悪く言われることはなさそう、入部しても大丈夫そう」という確認。名前の呼び方のことをたしなめられたときは「なんだ、怒られたよ、、、でも優しいには違いないなあ」という気持ち。
  • ■久美子に救われた美鈴、マーチング中、さつき、葉月とたがいに目をあわせ合い、チューバ1,2年が打ち解け結束したことが描かれる。8誓目、これと呼応するように、演奏中のユーフォの3人が目をあわせ合う。
  • ■8誓目、どうして加部ちゃん先輩と久美子は家庭科室、、、と思っていた。火の消えたコンロが、燃え尽きてしまった加部ちゃん先輩を暗示するというTLの指摘はそうだと思うが、それなら理科室のランプでもよい。そうしてふと思ったのが、いや、単純かも、「家庭」、帰り安らぐ受容の場所だと、支える場所だと(新人を)。だからこそ、加部ちゃん先輩命名のときだけは青空だったが、あとのシーンは黄金色の夕日にいろどられていた。そういえば加部ちゃん先輩のノートも黄色なのである。ペンケースがペンギンという識者の指摘は素晴らしかった、空は飛べない、そのかわり海を飛べるのだ。また、寝ていた加部ちゃん先輩。久美子に「よだれついてますよ」と言われていた。本当によだれ、だろうか。もしかして、吹けなくなった絶望に涙し、そのまま眠り込んでいたのではないのか。それにしても、執拗に映る、近景の圧力釜、重なった鍋、、、なんだろう?
    • 6/8追記 加部ちゃん先輩、ペンも黄色だった。そういえば過去作では髪留めは黄色だった。今回白に変わっていたのは少し解せない。

  • ■8誓目、音楽室の隅の掃除用具ロッカーの上に青いちりとりがある。青い鳥か。とtweetしたところ、「リズと青い鳥でも校舎の出入り口にちりとりがありどういう演出かと思っていた、飛ばない鳥か」との反応があり、さらに「リズ鳥において、ちりとりはいたるところに置かれている」という驚愕するしかない指摘もあった。今頃やっと一つに気づいた私など、鈍感もいいところである。
    • 6/8追記: 上述のように、なんとこの青いちりとりは「ようこそ」のときからあった!リズと青い鳥の原作前である。偶然だったのかもしれない。



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zhuo

Author:zhuo
zhuo, a vocaloid fan.

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